【皮膚】皮膚のセンサー能力には部位により差があるようで・・

【皮膚】皮膚のセンサー能力には部位により差があるようで・・

☆皮膚は最大の臓器!?☆

人間の皮膚は敏感で、様々な情報を脳にもたらしてくれます。人間の体の表面を覆っている皮膚・・では、皮膚ってどのくらいの量なのでしょうか?その面積は大人で約1.62m、皮下組織まで含めると重さは約9㎏にもなります。その重さからみても皮膚は人間の体の多くの部分を占めていて、言わば最大の臓器・・とも言えることがわかります。皮膚はかなり重要で、火傷などで皮膚の1/3を超えると生命の危機に陥ります。そんな皮膚のメインのお仕事としては大きくは3つ!

・外からの影響から身体を守る

・体温調節

・外からの影響を感知するセンサー

徒手療法者にとってメインで関係があるのは3番目、「外からの影響を感知するセンサー」です。DNMではこの皮膚、特に皮神経に対するアプローチを重視していますが、これは正しい事なのだと思います。

☆皮膚が感じとる感覚は?☆

それでは皮膚が感じとる感覚とはどのようなものがあるのでしょうか?それは「温覚」・「冷覚」・「痛覚」・「触覚」・「圧覚」です。これらは皮膚にある受容体により感知されています。それぞれどのように分かれているかと言うと・・

①温覚→自由神経終末、ルフィニ小体

②冷覚→自由神経終末、クラウゼ小体

③痛覚→自由神経終末

④触覚→パチニ小体、マイスネル小体

⑤圧覚→パチニ小体、マイスネル小体

・・となります。これらは皮膚の表面にある訳ではなく、表皮、真皮、皮下組織とある中の部位に分かれているのです。

「ルフィニ小体」・「クラウゼ小体」・「マイスネル小体」→真皮。

「パチニ小体」→皮下組織。

「自由神経終末」→(先端のみ)表皮の下部。

皮膚のセンサーで感知された情報は脊髄を通って大脳の体性感覚野に送られて情報が統合、そこでようやく初めて「冷たい」とか「痛い」といった感覚を感じるのです。

ただし非常に熱いものや冷たいものを触ったときには脳へ信号が伝わる前に脊髄から運動神経に信号が送られ、熱いものや冷たいものから瞬時に手や体を離そうとする「脊髄反射」が起こります。慢性痛の場合これが起こっているのでは?と考えられています。

ちなみにメルケル細胞と言うのもあり、これまではどんな作用をしているのかわからなかったのですが(140年も!)、近年の研究により解明されつつあります。微細な刺激を感じ取るメルケル細胞はもしかしたらDNMにとってのみならず、徒手療法全般における福音となる細胞なのかも知れませんね。

☆皮膚の伝達スピードは部位によって違う☆

皮膚の敏感な部分は伝達速度が速く、鈍感な部分は遅くなります。一覧は画像の通り。指先の皮膚の神経伝達スピードと肘の皮膚の神経伝達スピードの差たるや14倍にもなります。我々セラピストが指先の感覚で触診するのもこの皮膚の皮神経の神経伝達スピードのお陰なのでしょう。

☆皮神経へのアプローチ=DNM☆

解剖学を元に調べていくと強い刺激が必ず視野必要という訳ではなく、微細な刺激でも十分に反応する事、むしろ強い刺激は返って細胞を傷つけてしまうことが見えてきます。私がDNM JAPANの岩吉先生に施術していただいた時にもふんわりとした優しい手触りでした。是非あの手技を学びたい!そして理論を学びたいと思いました。実りある学びとするために、固定観念を捨てて、素直に教えを受け取りたいと思います。

タイ古式療法   トークセン・ビハーラ

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