トークセンを手にして10年経つが、目標は遠ざかるのみ
皆さんブログにゆくさおじゃったもんせ!(ようこそいらっしゃいましたの鹿児島弁)トークセン・ビハーラの折田です
ここ1年くらいはトークセンのセラピスト、そしてトークセンの先生としても活動させていただいています
「え?それじゃ結構トークセンは自信あるんじゃないの?」
そんな事を言われたりすることもありますし、なんだかんだで注目してくださる方も増えてきました。生徒さんたちは真摯にトークセンに向き合ってくださいますし、楽しく施術されてます。でもね、ぶっちゃけて言わせて貰うとですね・・
「目標が遠過ぎて自信がつく暇がないんですよ」
・・ってのが本音なんです。むしろ先生と呼ばれましてから師匠の札幌SALAの櫻井先生の凄さがわかってきたと言いますか。言葉にし難いんですが、トークセンを使うほどに遠ざかっていくんですよね、師匠の後ろ姿が
「次元が違う」という言葉の重み
私のトークセン生徒さん第一号のリラクゼーションぽんぽんのこころさんが新婚旅行で札幌に行った時にトークセンをじーぶちょーから受けてます。飛行機の着陸が遅れてしまったらしいのですが、なんと同時施術というとんでもない離れ技をしたらしく・・いやはや、とんでもない
こころさんも私からトークセンを受けてトークセン好きになってくださってますから、ある意味ファンになってくれた訳です。最初は「私の中では折田先生が1番すごいと思うから、折田さんのお師匠様とは言え、どうかな〜」とか言っていたんですが、帰ってきた時に話を聞いたら一言「次元が違う」と言いました(笑)
ほら!やっぱり!次元が違うんですよ!
臨床の時間、人数は勿論のこと、知識も技術も違う。自分の流派を生み出す事の凄さ、本当に凄すぎると思います。近づくほどに遠ざかると言いますか、追いかけ甲斐のある師匠ですよ、ホント!いつか追いついてみせますからね
ちなみに私が10年もどハマりしてるトークセンについてはこちらの記事をご覧ください↓
【守破離】
能の世界での言葉ですが、今の私の段階だとようやく【守】が出来たかな、というくらい。少しずつ「ここはこうした方が?」とか発想がついてきたくらいです
学んだことは膨大にあり、それを理解して飲み込んで伝える。今伝えることに四苦八苦していて、どうすれば伝わるのか?と悩んだりしています
効かせる・手数を増やす・強くすると言う事を当初は考えていましたが・・今は違います
効かせる(体の力を引き出す)・手数は最小限(刺激を最小限に効果は最大に)・余力を残す(再調整をする時間を取る)なんですよね、今の私の課題です
今後年齢を重ねれば肉体的な強さは消えていきます。それは生徒さんも同じ。いかに疲れず、いかに効果的にトークセンを効かせられるのか?これをテーマとして試行錯誤しています
何を狙ってトークセンしてるのか、わからない
これはとある方の仰ったことを人伝に聞いた言葉です。直接の面識はないのですが、当初は「う〜ん」と発言の意味を考えたのですが、意味がないなとなりました。だって櫻井式トークセンの人ならば学ぶ事なのですから
例えば私は筋整流法腱引き師でもあります。腱引き師以外の人が私の技を見て理解できるわけもありません。だって知らないのですから。自分が理解できないものは「ダメ」なんて可笑しな事ですよね。
ちなみに腱引きについてはこちらの記事をご覧ください↓
かと言ってそれを馬鹿にするわけでもなく、向いてる方向が違うんです。我々セラピストが向ける方向は、訪れるお客さまなんですから。見ただけでわかるなんて天才でもあるまいし
でも、これからも試行錯誤して生徒さんの皆さんにお伝えできるように努力致しますね
最後に
師匠は遥か彼方にいるものの、とは言え師匠は忙し過ぎます。私も私なりにトークセンをお伝えしていかねばなりません。4月にはなんとか折田式トークセンを発表できるように頑張りますね。気になる方は楽しみにお待ちください!