チネイザンの120分のうち90分はお腹へのアプローチ
チネイザンって120分も何するんですか?とストレートに質問が来ました。先日のブログにもK様の感想にありましたが、120分って長っ!と思われるようです。普通はそうですよね。でもチネイザンセラピストは120分が意外と短く感じているんです。(僕だけかな?)120分でも結構私的にはバタバタ頑張って進めています。焦ることはないですが、チェックポイントは残さず解決したい。
内臓が固くなるとその上の筋膜が固くなる、すると他に波及していく
例えば暴飲暴食をしてしまい(私もお酒大好きですし、お肉も大好き!)胃がもたれるとします。すると胃が硬くなり動きが悪くなります。すると胃の直上の筋膜に緊張が伝わり動きが悪くなります。筋膜は単体ではなく体の中を長く繋がっています。それをアナトミートレインと呼ぶのですが、体を1つの道路とした場合にどこかで渋滞が起これば全てに影響が及んでいきます。また、隣り合う筋膜にも影響を及ぼします。
車がたくさん道路にいる→ブレーキを踏む回数が多くなる→ブレーキランプを見た後続の車はスピードを落とす→それを見た後続の車はブレーキを踏む→続々と後ろに影響していく・・といった具合です。
体にはたくさんの臓器があり、働きがあり。つまり車がたくさんあるわけです。一箇所詰まるとあっという間に大渋滞となってしまうのです。渋滞解消には?流れをよくするべきです。普段体に優しい生活をしていますか?お仕事が忙しくて頑張り過ぎてはいませんか?
重要ポイントは小腸。栄養吸収の要!
たくさんの臓器があり、どれも重要なのですが、とりわけ小腸へのアプローチを行います。過去のブログにも書きましたが、小腸は栄養の吸収、セロトニンの生産を行い、小腸の硬化は下方にある子宮や卵巣(男性なら精巣)を圧迫してしまいます。また、小腸の周りには数千個という数ではありますが、脳細胞と同じ細胞が存在しているのが確認されています。つまり小腸の変化は脳がすぐさま感じているそうです。
柔らかく保つことにより骨盤内臓器へと無理な圧をかけることがないので働きが楽になります。小腸の後は肝臓、膵臓、心臓と進んでいきます。妊活の方が気になる子宮に関してはラストになりますので1回目では到達できません。早くて3回目、または4回目でしょうか?間隔が開きすぎるとせっかく緩んだ臓器を固くしてしまう方がいます。最初のうちはこまめにこられてみて下さいね。
残りの30分はなにしてるの?
120-90は30。つまり30分はなにをしているのか?それは最初のウォーミングアップに使います。それをしないでいきなりお腹にアプローチして構いませんが、めちゃくちゃ痛いです。痛みを耐えるマッサージとは辛いもの。私はそれをよしとできません。なので120分をスタンダードに設定しています。
婦人科系の悩み、生理痛や妊活・・気になる方はチネイザンを選択するのも手だと思います。あなたのお悩みにお力になれると嬉しいです。
トークセン・ビハーラ
折田