全身調整の勧め
ダルビッシュ有さんがTwitterで特定の箇所が凝っていてもそこを重点的にせずにあくまでも全身をやります(全身のマッサージ)と呟いてらっしゃいました。私はとても同意します。特定の部位に負担がかかるのはわかるのですが、体を動かすのは一部分のみではなく幾つかの部位を経由して動かすからです。トークセンやタイ古式マッサージで全身調整を基本としているのも同じ意味合いではないかと思っています。
デスクワークで肩が凝る。よく聞く言葉です。肩が凝ったから肩揉んでよ。よく聞く言葉です。経験はあると思いますが、気持ちは良いですが、解消されることは稀です。なぜそうなったか?を考える必要があります。
肩が凝る→体のバランスは?→骨盤がアンバランスになっている?・手が使いすぎ?・首がおかしい?・巻き肩になっている?・大胸筋が張っている?大腰筋?腰方形筋?施術をするにあたり組み立てていきます。
ギックリ腰で胸骨を調整したら痛みが無くなったとか、仙腸関節の可動域を回復させたら動けたとか。臀部を解したら楽になったとか。いろんな話を聞いたことがあると思います。タイマッサージなどでも120分がスタンダードと呼ばれるのは120分かけて、仰向け→横向き(左右)→うつ伏せ→座位と満遍なく施術を行うからです。
人の体にはセンが流れていて、全身を巡っている
センはタイにおける経絡のようなもので72000本あまりあるとされていますが、メインの10センを使用します。センが走る走行の下にある臓器は影響を受けるとされています。その為◯◯が張ってて辛い・・というのがその箇所だけではなくセンの他の部分に波及しているのも考えられるのです。膝の痛みはカラタリだからカラタリの他のラインにも以上は出てないか?など。
隣り合うセンが異常を引き起こすとそちらにまで行かないだろうか?よく体を見て考えていかねばわからない、、短時間ではそこだけ。ある程度の時間をもらえると全身がなんとかなる。特にお辛い場所はもちろん念入りに。でも全身をトークセンで調整してバランス良くしていくのは大切であると思います。脈をとらせていただいてから施術を進めていきます。
ちなみにタイ古式マッサージで60分だと仰向け、横向け(左右)、座位で限界くらいです。120分だとうつ伏せが入り、各部位が長く施術します。トークセンで60分だと一通り体を通れます。90分だと関節調整、120分だとかなりゆったりと施術できます。どれがどのくらいが適当なのか?気になる方は◯◯が辛いなど気になる点をお気軽にお問い合わせくださいね。
不思議な木槌のトークセン、ぜひ一度体験されてみてくださいね。
トークセン・ビハーラ
折田
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