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【皮神経】森鴎外のように意固地にならずに【受け入れる】
DNMと森鴎外にどこに関係性が?と思われるかもしれませんが、私はどうしても結びつけてしまいます。それは「最新の科学的アプローチ」vs「固定観念」という事です。森鴎外と聞くと文筆家と言うイメージが強いですが(私もそう思ってました)、実は森鴎外は小説家、評論家、翻訳家でもありますが、実は第日本帝国陸軍軍医でもありました。本名は森 林太郎(もり りんたろう)。そう、明治における軍医でもあり(No.2ののちにNo.1の軍医となっている)、陸軍の栄養に対する総責任者でもありました。勘のいい方は気がついたかもしれません。そう、明治期の大きな戦争といえば日清戦争と日露戦争。それは国と国との戦いでもあり、「脚気」との戦いでもあったのです。
☆森林太郎の自惚れと傲慢が脚気による多数の死亡者をだした☆
脚気は今でこそビタミンB1の不足によるものとわかっていますが、当時はわかっていませんでした。森林太郎はドイツに渡り最新医療を学び、脚気対策を国から命じられていました。当時はコッホによる細菌学が全盛期であり、炭疽菌や結核菌、コレラ菌を発見していました。森林太郎は帝国大学医学部、今の東大医学部の出身。その派閥の関係で脚気は最近完全にあるものと考えていました。
当時、「炭水化物」・「タンパク質」・「脂質」は必須栄養素とわかっていましたが、ビタミンについては存在を確認できていませんでした。現在では広く知れ渡っています。
一方で海軍軍医であった高木兼寛は、その原因を探るため、世界初の疫学調査を行いました。結果として海軍における脚気患者が激減。のちに解明されるビタミンB1の欠乏という原因にはたどりついてはいませんが、脚気に対する有効な予防策を発見したのです。
その後農学者・鈴木梅太郎が米ぬかから脚気予防の有効成分オリザニン(ビタミンB1)を抽出することに成功。未知の栄養素であったビタミンを世界に先駆けて発見したと言われています。(実はノーベル賞に推薦されていて、もしかしたら?湯川秀樹博士よりも30年以上前に受賞していた可能性もあります)
しかし、当時は病原体原因説が根強く医学界はこの功績を認めることはありませんでした。
結局森林太郎の死後にならねば脚気はビタミンB1の不足によるものと認められず、日露戦争時には陸軍は25万人の戦死者のうち27000人は脚気による死亡者だったのです。
☆まずは受け止める、否定から入らない☆
もしも森林太郎が少しでも譲歩をしていたら?柔軟な姿勢で話を聞いていたら?多数の死者を出すことはなかったのかも知れません。(当時の情勢を見るに、黙殺せざるを得なかった可能性も大きいですが)海軍は麦飯を導入していたので脚気による死亡者はほんの数名だったのです。
新しい理論、聞いたことのない理論は受け入れ難いものなのかも知れません。既存の理論や学んできたことの否定にも繋がりかねないからです。しかし、まずは受け止めてみるのが大切なのではないでしょうか?
☆まずはDNMを受けてみる☆
私も興味はあったものの「まさかねぇ」と疑っていました。しかしセルフケアの本を実践し、結果が出てから実際に受けてみて、学ぶことを決めました。私はタイ古式マッサージのセラピストなので東洋医学系というか、いわゆる最新の理論では学んでいませんでした。むしろ避けていたのかも知れません。
シンプルで、理論的。それが私の感想でした。理論に破綻がありません。
もちろんタイ古式マッサージは大好きですし、否定はしません。でも、もし皮神経にアプローチするDNMを学んだら?更にたくさんの方にお役に立てると思いました。否定から入ったら否定しかあり得ません。まずは受け止めて、学び、それからです。DNMの事についてはホームページをどうぞ。
今月からようやく学び始めます。固定観念を頭から捨てて、素直に受け取り、学び、理解していきたいと思います。
タイ古式療法 トークセン・ビハーラ
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(現在はDNM施術は勉強中の為お受けしていません。施術可能になったらお知らせしますね)
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