【神経の反応】皮膚刺激〜脳〜痛みの反応
痛みはなんだろうか?と考えると痛いから痛いんじゃない?と思っていました。では、解剖学的にどのように刺激を受けとめて脳は反応しているのか?調べてみました。(間違っていたらごめんなさい!)
1・痛みを感知する。侵害受容器と呼ばれるニューロンが外からの刺激に反応
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2・侵害受容器で発生した電気信号は軸索を通って脊髄に伝わる。(軸索は3種類あり、Aβ繊維が接触、圧力、振動を伝える。Aδ繊維が瞬間的な急性の痛みを察知。C繊維が熱、火傷、鈍痛を察知する。)
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3・脊髄が痛みを受け取り、脳に伝える。
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4・痛みを感知。体性感覚皮質などの領域に信号が届き、痛みの発生場所や強さが特定される。
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5・感情的な反応。痛みの信号が島皮質前部に届くと不安や恐怖、憂鬱などの感情が発生する。
(ここまでが脳に送られた信号)
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6・痛みに対処。前頭前野から神経化学物質の信号が送られて痛みが収まり出す。
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7・痛みを軽減。神経科学物質が脊髄後角と中脳水道周囲灰白質で上行性の信号を遮断して伝達を止める。
(ここまでが脳の反応)
☆痛みは必要だ☆
こうしてみると痛みは体を守る(外からの攻撃に対する防御反応であり、必要不可欠。痛みを感知して脳はオピオイド系の鎮痛化学物質(エンドルフィンとか)を出している。
飲む薬でオピオイド系鎮痛剤がよくないのは無差別に痛みを麻痺させてしまうから。多幸感に包まれて依存症になりかねない。アメリカでは1990年代にオピオイド系鎮痛剤が処方されてから麻薬中毒者が増えたともされています。痛み止めに頼るのが良くない理由でもありますね。
☆DNMは皮神経に対するアプローチ☆
DNMは先に書いたように皮神経への侵害受容器へのアプローチとなります。「強い」・「痛い」を全否定している理由がそこにあるのでは?と考えています。体験レッスンで受けた際に「揉む」や「押す」が感じられなかったのもその通りかも知れません。強い刺激は脳が過敏に反応してしまうからです。
私はタイ古式マッサージのセラピストでありますが、痛い施術は全く好みません。心地よく、気持ちよくを心がけていますが、正しかったんだなと感じています。
☆No Pain No Gain は耐えられない☆
若く強い体なら痛みも耐えられるでしょう。でも華奢な方や、病中病後の方、ご年配の方などにそれができるのでしょうか?できるかも知れませんが、見ているだけで心苦しくなります。
DNMは老若男女のオールマイティに対応できるやり方だと感じています。
早く学びたい!という気持ちを抑えてウズウズしながら鹿児島にこもっています。
タイ古式療法 トークセン・ビハーラ
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(現在はDNM施術は勉強中の為お受けしていません。施術可能になったらお知らせしますね)
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