【急性vs慢性】どっちの痛みも辛いけれども??
「急に痛くなった」と「いつも痛い」はどう違うのか?慢性痛は痛み自体を病気とみなす様です。つまり「痛い」という病に罹っている、と。慢性痛は広範囲に及ぶ事が多く、はっきりしない事が多いです。「腰のこの辺りが痛い」という表現は慢性通に多いですもんね。
☆慢性痛にも種類がある☆
慢性痛にもいくつか種類があるのですが、代表的なものが下記の3つです。
・神経障害性疼痛
→これは怪我や病気で神経が傷つき、神経が異常に興奮して起こる痛みです。原因として脊髄損傷や脳卒中などによる神経の損傷や切断。他に糖尿病の合併症による神経障害、癌細胞の神経への浸潤など。
・中枢性疼痛
→これは脳と脊髄にある中枢神経が傷ついて起こる痛みとなります。痛みの刺激がないのに痛いと感じたり、麻痺している部分に異常な痛みを感じます。脳や脊髄の病気や損傷が原因とされています。
・心因性疼痛
→これはストレスや不安など精神的・心理的問題で生じる痛みとされています。慢性の痛みで長期にわたって苦しんでいた人は脳が痛みを学習し、原因がなくなっても痛みを感じることがあります。なんとも最悪な状態です。
この内徒手療法で対処できるのは神経障害性疼痛ではないでしょうか?心因性疼痛についてはセラピストの対応や態度次第で変化をもたらしてくれそうですよね。タイ古式マッサージでも「ファーストタッチは大切」とされています。乱暴にガッと掴めば良くなるものもダメになりますもんね。優しく、優しく。レスイズモア!です。
☆頼むからこの痛みを取ってくれ☆
私が来店されたお客様に言われた言葉で、返答のしようがありませんでした。なんて残酷な言葉なのでしょうか。耐えるしか術がないのです。
痛みを放置している(治す術がない)と、心身ともに消耗し不眠や食欲不振、集中力の低下、イライラなどが起こります。痛みによるストレスで、社会生活に支障をきたす事もあります。痛みは危険を知らせるシグナルなのですが、厄介な事でもあります。一説によると慢性痛の状態となると脳内活動が活性化し、神経回路が再編成(アストロサイトと呼ばれる細胞)されるといいます。
再編成されたアストロサイトは(未熟化する)末梢の触覚刺激に対して過剰な反応を引き起こすようになります。痛みは脳の細胞さえ変えていくのです。これって怖くないですか?脳が変わるんですよ?
☆その痛みは皮神経が影響してるかも知れない?☆
DNMは皮神経に対するアプローチです。例えば腰痛。皆さん一度は悩む痛みです。腰痛は画像検査で背骨や関節、脊髄などの太い神経に異常が認められる事もありますが・・これらの腰痛は全体の1割程度にすぎず、大半の腰痛は原因がはっきりしません。もしかしたらそれは神経の締め付けによる痛みなのかも知れません。
私も腰が痛いと聞けばバイオメカニクスや筋膜や色々考えますし、タイ式のセン理論も考えました。アプローチも多数行いましたが、良くなる事もあれば変化しない事もありました。しかし皮神経セルフケアを行うとかなりの人に痛みが消失するという変化がありました。私がDNMを学ぼうと思った理由の一つです。ギックリ腰寸前の状態からキョトンとするくらいに痛みが消失したのです。
今後DNMを学ぶ事で、もっと深く神経についての知識が身に付き、アプローチする事ができるようになれば、更に皆さんのお役に立てると信じています。有資格者でない私がどこまでくらいつけるか!?にかかっていますが、根性でカバーしたいと思います。DNMについては下記をご覧ください。
タイ古式療法 トークセン・ビハーラ
<予約優先>
営業時間 10時〜21時 (LO20時)日曜日定休日
鴨池電停から歩いて1分ファミマ敷地内
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(現在はDNM施術は勉強中の為お受けしていません。施術可能になったらお知らせしますね)
予約優先!ですので、お早めのご予約をお待ちしています。
⭐︎ホームページ https://toksenvihara.com