リノール酸(油)と生理痛の意外な関係性とは?
食用油はたくさんの種類があります。適度にとる分には問題ないのですが、取りすぎると問題を引き起こすものも。今日は油の種類と生理痛の意外な関係性を書こうと思います。日々の料理に欠かせない油。とりすぎもとらなさ過ぎも問題があります。よく理解して使っていきましょう。
オレイン酸、リノール酸、α-リノレン酸
オレイン酸に属する油はオリーブオイルやキャノーラ油に代表される油です。酸化しにくく、発がん物質と言われる過酸化脂質を育成しにくいという特徴があります。また、加熱で酸化しないため揚げ物や炒め物に適しています。唯一の弱点は高カロリーということでしょうか?取り過ぎはダメですよね、何事も。最も日常的に使われていて手に入りやすい油ではないでしょうか?
リノール酸は体内で作ることができないために必須脂肪酸とも言われます。ひまわり油などに含まれていてコレステロールを減らしてくれます。しかし過剰に摂取すると善玉コレステロールまで減らしてしまうのでこれまた注意。酸化されやすいためリノール酸には注意をすべきです。
α-リノレン酸はえごま油やしそ油に含まれています。体内に入るとEPAやDHAに代謝されるため血液の流れを良くする、血圧を下げる働きがあります。しかし熱に弱いためにサラダのドレッシングなどに使われるのが多いです。手作りドレッシングにいかがでしょうか?また独特の味とにおいがあります。単体で使うのは難しくても手作りドレッシングとして活用してみるのはいかが?
リノール酸は変化する
加工油のリノール酸は体内に入ると変化(酸化)します。アラキドン酸となり、アラキドン酸はプロスタグランジンの元になります。このプロスタグランジンは精子にも含まれており(というか精子の成分)、女性のPMSを引き起こす源になっています。ちなみにイブやバファリン、ロキソニンとかにはプロスタグランジンを合成する酵素の作用を阻害することにより痛み止めとして使われています。上記の薬がなぜ生理通に有効なのかはわかりますよね。
トークセンやよもぎ蒸しで生理痛が消える人もいるのは・・
トークセンやよもぎ蒸しで生理痛が消えたり軽くなったり。不安定だったものが安定化するのは子宮周りの靭帯や血流改善により解消されると思っています。外からの施術はもちろん大切ですが、加工油をあまり取らないようにして、オリーブオイル等に切り替えるなるのもまた大切ですよね。内から、外から。ダブルで改善を狙っていきましょう。
外からも、内からも。食事や施術で変化を起こしていけるようにお手伝いできればと思い、今回のブログを書かせていただきました。
トークセン・ビハーラ
折田
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