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タイの知恵と日本の研究が同じ方向を向いた話
皆さんおやっとさぁ!鹿児島でトークセンを生業にしている折田です。
先日、ちょっと面白い研究を目にしました。東京理科大が発表したもので、ミントと唐辛子を組み合わせると炎症を抑える働きが高まる可能性があるという内容です。
研究の詳細はこちらです↓
https://www.tus.ac.jp/today/archive/20260216_2228.html
数字だけを見ると、なかなかインパクトがあります。条件次第では「約700倍」という表現も出てきますから、思わず二度見してしまいますよね。
ただ、ここで一度落ち着きましょう。
この研究、内容自体はとても興味深いのですが、人に対するものなのか、動物実験なのか、それとも細胞レベルの話なのか。
このあたりで意味合いは大きく変わってきます。今回はマウス実験とのことで人間になればまた話は変わることになりそうです。
わからなければCTMのDr.サーに聞いてみよう
実際この点について、私はチェンマイにいるDr.サーにも聞いてみました。
すると、返ってきた答えがなかなか面白かったのです。
サーさん曰く、唐辛子のカプサイシンは「出す力」で風。
ミントは火を下げる。だから相乗効果で、風で流す力が増えて、火を下げる力も高まる。
……おや?
これ、どこかで聞いた話じゃありませんか。
そう、まんまタイ伝統医療の考え方です。
タイ伝統医学では、身体の状態を【火・風・水・土】
といった要素のバランスで捉えます。
唐辛子は巡らせる。
ミントは熱を鎮める。
この組み合わせは、タイ料理では昔から当たり前のように使われてきました。
「辛い → 汗をかく → スーッとする」
あの流れですね。
最新の研究が示していることは、実はタイではずっと体感ベースで知られていたこととも言えます。
ここが大事なところです
サーさんも言っていましたが「700倍」という数字は、現段階では鵜呑みにしない方がいい。
誰に対して、どの条件で、どのレベルの話なのか。
それがはっきりしないうちは「可能性が示された」くらいに受け取るのがちょうどいい。
でも逆に言えば、タイの経験則が、こうして少しずつ科学の言葉で説明され始めている。これはなかなかワクワクする話でもあります。
ちなみに、施術の世界でもこの「風」の考え方はとても重要です。
私が提供している風の門も、まさにこの概念をもとに組み立てています↓
身体の中を「流す力」が働くと、余分な熱や、こもった緊張は自然と下がっていきます。
ここからもう一段だけ「風の門」の話を
少し話を、施術の現場に引き寄せてみます。
ミントと唐辛子の話を聞いて「食の話でしょ?」と思われる方もいるかもしれません。
ですが、タイの考え方では、食も、施術も、身体に起きている現象は同じです。
滞っているところに風が通る。
こもった火が静まる。
これは料理でも、身体でも変わりません。
私が行っている風の門も、強く押したり、無理に緩めたりする施術ではありません。
身体の中に「通り道」をつくり、巡りが起きやすい状態を整えていくセッションです。
実際、風が動き出すと、呼吸が深くなった、胸の奥が楽になった、身体の熱感がスッと引いた。
そんな感想をいただくことが少なくありません。
これも、風が動き、火が下がる。ただそれだけの話です。
最新の研究が示している方向と、タイの現場で昔から語られてきた感覚が、少しずつ同じ場所を指し始めている。
そう思うと、施術をしていても、料理を食べていてもなんだか面白くなってきます。
身体は、理屈より先に、ちゃんと反応している。
私はそう感じています。
今日もブログ読んでくださってコップンカップ!
最後に
〜Na-a Na-wa Rokha Payati Vina-santi〜
私の持つ技術と知識があなたの救いとなりますように
この手に触れる全ての人が健やかに、幸せに過ごせますように
