ランパーンで象と過ごす時間
タイ・チェンマイでのホーラーウェート集中講座を無事に終え、ティーチャー資格を取得しました。
張り詰めていた気持ちが一段落し、「ご褒美」として訪れたのがランパーン県にある象の学校と象の病院、そしてお寺のワットプラットハリプンチャイ。
ランパーンには現在、606頭のアジア象が暮らしているそうです。
この土地では古くから象と人との結びつきが深く、象を守るための学校や病院も整備されています。

今回は象の学校を中心に見学し、象の背中に乗ってのんびりと散歩も楽しみました。

背中に乗って感じたのは、どっしりとした安定感と、意外なほどのスリリングな揺れ。
高い位置からの眺めは心地よく、まるで別世界に連れて行ってくれるようでした。
きっと地球上で、私を文句も言わず背中に乗せてくれるのは象だけでしょう。
その後訪れた象の病院では、さまざまな事情で心身に不調を抱えた象たちと出会いました。
中にはうつ病になってしまった象や、地雷で足を失った象もおり、義足を製作している場面にも立ち会うことができました。

特に驚いたのは、軽度のケガに対して施されるハーブ療法。
“さすがはタイ伝統医療”と唸りたくなる処置法でしたが、何より驚いたのはその使用量。
人間に比べて何十倍もの量のハーブを用いるため、我々生徒一同は思わず言葉を失いました。
「地雷は人間のための兵器」と思い込んでいましたが、実際には動物たちにも深刻な影響を与えている現実。
この光景を目の当たりにして、あらためて「世界が少しでも平和であってほしい」と願わずにはいられませんでした。

夕方、スクールに戻ると、サー先生がなんとドリアンを買ってきてくれました。
匂いが強烈で有名なこの果実、初めて体験するメンバーも多く、賑やかなひとときに。
ホテルには持ち込みが禁止されているため、スクールの中で全員で完食しました。

そしていよいよ、翌日は帰国日。
その前に、今回の旅の中でも特に楽しみにしていた時間が待っています。
それは、来年から正式に学ぶ予定のチネイザンの先生・ヌン先生から、実際に施術を受けること。
クンジー先生とクンニー先生という伝説的なチネイザンの師から学ばれた方であり、
今回こうして学ぶ前にまず「受けてみたい」と強く願っていた相手です。
さらにその後、ハンドンタイマッサージスクールにて、トークセンとヤムカーンを受けてから帰国する流れとなっています。
学びと癒しが最後の最後まで詰まった旅。
最後まで全力で、そして感謝を込めて、この時間を味わい尽くしてきます。
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