トークセンの木について
皆さんおやっとさぁ!鹿児島のトークセン・ビハーラの折田です。
トークセンについて話していると、よく聞かれることがあります。
「トークセンは雷の落ちたタマリンドの木から作られるんですよね?」
日本では、この話をかなりの確率で耳にします。
おそらく昔出版された本などの影響もあり、この説が定説のように広まったのだと思います。
しかし、実際にチェンマイでトークセンを見てきた立場から言うと、これは少し誤解があります。
トークセンは必ずしも雷の落ちたタマリンドの木から作られるわけではありません。
現地ではどのような素材の木から作られるか?
チーク
タマリンド
その他さまざまな木
から作られています。
理由は単純で、トークセンは「木槌」だからです。
つまり振動を身体に伝える道具であるため、木であれば作ること自体は可能なのです。
私自身も国内でトークセン折田式のトークセン作成の際には重さと硬さ、響きが良いものをセレクトしています。
ただし、タマリンドは成長が遅く硬い木のため、トークセンに向いていると言われることがあります。
そのため比較的高価になることもあります。
では雷タマリンドは嘘なのかというと、そういうわけでもありません。
雷の落ちた木は、タイでは縁起物として扱われます。
霊的な力が宿ると考えられているため、特別な道具として扱われることがあります。
ただし問題はある(笑)
雷が落ちた木というものは、そもそも滅多に手に入りません。
そのため、もし市場で「雷タマリンドトークセン」が簡単に見つかるようであれば、慎重に見た方がよいかもしれません。
本物はほとんど流通しないからです。
私自身、雷の落ちた木から作られたトークセンは数セット所有しています。信頼のおける職人さんから譲り受けました。
しかしその中でも、雷タマリンドのトークセンは一セットのみです。
これはとあるチェンマイの職人の方から譲っていただいたものです。
日本人の職人さんですが、長くチェンマイで活動されている方です。
このトークセンは、シャーマンや高僧による祈祷やお祓いを幾度も受けて作られたものだと聞いています。実際に私も目の前で雷タマリンドトークセンに祈祷していただきました
実際に手に取ると、他のトークセンとは少し違う印象があります。
硬さ
重さ
響き
どれも独特で、何十本もトークセンを持っていますが、その中でも明らかに絶対的な存在感があります。
敏感な方だと、持った瞬間に「うわっ」と声をあげることもあります。
もちろん、これは科学的に説明できるものではありません。
ただ長くトークセンを扱っていると、道具にもそれぞれ個性があることを感じる瞬間があります。
私にとってこの雷タマリンドトークセンは、単なる道具というよりも、祓いと癒しの力を持つ特別な存在です。
いわば、神器のようなものかもしれません。
使うのと使いこなすのは違う
とはいえ、トークセンの本質はやはり振動です。
どの木で作られているかよりも、どう扱うかの方がはるかに重要だと私は思っています。
道具はあくまで道具。
それをどう使うかは、施術者の手に委ねられているのです。
私は雷タマリンドトークセンを手にする度に、果たしてこれを持つにふさわしいのか?といつも問いかけられているような気がします。
今日もブログ読んでくださってコップンカップ!
最後に
〜Na-a Na-wa Rokha Payati Vina-santi〜
私の持つ技術と知識があなたの救いとなりますように
この手に触れる全ての人が健やかに、幸せに過ごせますように。
