タイのセン理論〜Thawari(タワリィ)・Sahatsarangsi(サハサランシィ)〜
タイ式のマニアックな世界にようこそ。今回はセン・タワリィ、サハサランシィをご説明しようと思います。この2つは視覚に対するアプローチがメインとなります。右がタワリィ、左がサハサランシィといいます。左右対照となっていますので2つまとめてご説明致しますね。主な適応症状は以下のようになります。
視覚異常
目の充血
疲れ目
・・目を酷使する現代人にとっては欠かせないアプローチですよね。さらに深く適応症状を書かせていただきますと・・
顔面麻痺
歯痛
喉の痛み
躁鬱
胃腸障害
生殖器と尿の病
足の麻痺
膝関節痛
・・などとなります。カラタリとかなり近いラインを取りますので(足とかはお隣さん)、適応症状が似てきますね。タワリィ、サハサランシィはヘソ→内股→足裏→脛骨脇→太もも→脇腹→目と言ったようにヘソから始まり目に繋がるという長いラインです。この2つが印象的なのは現在も定期的に来店されているお客様です。目の使い過ぎから頭痛が起こっており、私がタワリィ、サハサランシィは耳の横を通ってまして・・とカッサでコリコリとセンを弾くと初めは痛いと言ってましたがすぐに痛みはなくなり心地よくなったそうです。
その後に頭痛は消え、目もぱっちりと開いていました。その後すぐにカッサを購入してご自分のセルフケアで活用されているようです。カッサはお手頃な価格で手に入りやすいので私もいくつか所有しています。気になるセンをコリコリと弾いてみてくださいね。センを弾かれたりした感覚を覚えていらっしゃる方はやりやすいと思います。
顔にはかなり細かく筋肉が張り付くように分布しています。動体のように大きく分厚い筋肉ではないので強い刺激はできません。的確に捉えて刺激するのがポイントです。トークセンで叩いたり、指先で優しく捉えて刺激したりします。皆さん知らず知らずタワリィやサハサランシィを刺激しているのではないでしょうか?カラタリのように目立つセンではありませんが、全身へのアプローチに欠かせないセンであると考えます。
次回はラウサン・ウランカです。この2つは今までと比べて短いですが、きらりと光るいぶし銀のようなセンです。タイ式のセラピストならば覚えておいて損はないセンなのでしっかりと説明していきたいと思います。
トークセン・ビハーラ
折田
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