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突然の警報音と大きな揺れ
今は状況を見守り、自分の場所でできることを。
皆さんおやっとさぁ!鹿児島市のトークセン・ビハーラ折田です。
先日、サロンでお客さまと歓談していたときのことです。
施術についてのお話や日常の出来事など、いつものように穏やかな時間を過ごしていました。
そのとき突然、スマートフォンから警報音が鳴り響きました。
警報音に驚いた直後、大きな揺れを感じました。
私もお客さまも、思わず同時に、
「うわっ!」
と声を上げてしまいました。
二人で顔を見合わせ、揺れが収まるのを待ちながら、すぐにスマートフォンを確認しました。
画面には、地震に関する通知や、知人からの連絡が次々と届いていました。
その瞬間、私の頭に浮かんだのは、10年前に発生した熊本地震のことでした。
あのときに似ていると感じました
警報音が鳴ったときの緊張感。
揺れを感じた直後の静けさ。
スマートフォンに次々と届く通知。
そして、詳しいことが分からないまま、被害が大きくならないよう願いながら情報を確認する時間。
「あぁ、あのときに似ているな」
そう感じました。
熊本地震のときも、最初はどれほどの被害が起きているのか分かりませんでした。
時間が経つにつれて、建物の倒壊や道路の寸断、避難されている方々の状況などが少しずつ明らかになり、胸が苦しくなったことを覚えています。
今回も、揺れを感じた直後は詳しい状況が分かりません。
しかし、被害に関する情報が入ってくるにつれて、次第に気持ちが重くなっていきました。
離れた場所にいる私たちは、情報を見ることしかできません。
だからこそ、ニュースや通知を確認しながら、
「被害がこれ以上広がらないでほしい」
「どうか皆さんが無事でいてほしい」
と祈るばかりでした。
「何かできることはないか」と考える一方で
災害が発生すると、多くの方が、
「自分にも何かできることはないだろうか」
と考えると思います。
私も同じです。
困っている方がいるのであれば、何らかの力になりたい。
必要なものがあるのであれば届けたい。
現地で人手が足りないのであれば、手伝えることはないだろうか。
そのような思いが自然と湧いてきます。
しかし、災害が起きた直後は、善意だけで動くことが、かえって現地の負担になってしまう場合があります。
被災地では、消防、警察、自衛隊、医療関係者、自治体職員など、多くの専門家の方々が状況を確認しながら活動しています。
道路には救急車や消防車などの緊急車両が通ります。
水や食料、医薬品などの物資を積んだ車両も現地へ向かいます。
そのような状況で一般の人が一斉に現地へ向かってしまえば、道路の混雑を招き、本当に必要な車両の通行を妨げてしまう可能性があります。
助けたいという思いが、結果的に救援活動の邪魔になってしまってはいけません。
鹿児島から熊本へ向かう道路について考えました
鹿児島から熊本方面へ向かう場合、通常であれば高速道路を利用する方が多いと思います。
しかし、大きな災害の直後は、高速道路が通行止めになったり、一部区間で速度規制が行われたりすることがあります。
高速道路が利用できなければ、一般道へ車が集中します。
すると、一般道も混雑します。
そこへ支援のために向かう一般車両が増えてしまえば、緊急車両や物資輸送の車両が通りにくくなります。
熊本には知人や友人がいる方も多く、今すぐ駆けつけたいと考える方もいるでしょう。
もちろん、ご家族の安否確認など、どうしても移動しなければならない事情もあります。
ただ、私自身について考えたとき、今すぐ現地へ向かうことが本当に必要なのか。
今の自分が向かうことで、現地の役に立てるのか。
それとも、道路を混雑させてしまうだけなのか。
そう考えると、少なくとも災害発生直後の段階では、慌てて動くのではなく、まずは状況を正確に把握することが大切だと思いました。
今は「やれることをやる」しかありません
何もできないように感じる時間は、とてももどかしいものです。
ただ、現地へ行くことだけが支援ではありません。
正確な情報を確認すること。
不確かな情報を拡散しないこと。
緊急車両や支援車両の妨げになる行動を控えること。
公的機関や信頼できる団体から支援の呼びかけがあったときに、必要な形で協力すること。
募金や物資の受付が始まったときに、今本当に求められているものを確認して支援すること。
そして、自分自身の日常を守ることも大切です。
災害の映像や情報を見続けることで、被災地から離れた場所にいても、不安や緊張が強くなることがあります。
呼吸が浅くなったり、肩や背中に力が入ったり、夜になっても気持ちが落ち着かなかったりする方もいるかもしれません。
不安を感じることは、決しておかしなことではありません。
まずは自分と家族の安全を確認し、少しずつ落ち着きを取り戻すこと。
必要なときに行動できるよう、自分の心身を整えておくことも、今できる大切な備えだと思います。
身体の緊張が抜けず、呼吸が浅いと感じるときは、無理に元気を出そうとせず、ゆっくりと息を吐いてみてください。
当サロンで行っている風の門タイ古式マッサージも、呼吸の浅さや胸郭周辺の緊張が気になる方に向けた施術です。
風の門タイ古式マッサージについては、こちらをご覧ください。
また、身体全体がこわばり、深い部分まで疲れを感じるときには、木槌の振動を使うトークセンで身体を緩めていきます。
トークセンについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ただし、災害直後の不安や強い緊張が続く場合は、無理に一人で抱え込まず、ご家族や身近な方、必要に応じて専門機関へ相談してください。
被災された方々に穏やかな時間が戻りますように
災害が発生した直後は、被害の全体像が分かりません。
余震が続く可能性もあります。
自宅に戻れず、不安な夜を過ごしている方もいらっしゃるかもしれません。
家族や大切な方と連絡が取れず、心配されている方もいるでしょう。
避難所や車の中で過ごしている方。
救助や復旧活動に携わっている方。
医療や介護の現場を守っている方。
物資を運んでいる方。
そして、離れた場所から大切な人の無事を祈っている方。
すべての方々の心が、少しでも安らぐように。
一刻も早く安全が確保され、電気、水道、道路などの生活に欠かせない環境が復旧するように。
安心して眠れる日常が戻ってくるように。
鹿児島の地から心より祈っています。
九州がひとつになり、日本全体で支え合う
災害は、いつ、どこで起きるか分かりません。
今回は被災地から離れている人も、別の災害では支援を受ける側になるかもしれません。
だからこそ、困ったときには地域を越えて支え合うことが大切です。
九州で起きたことを、九州だけの問題にしない。
被災地で起きていることを、自分には関係のない出来事にしない。
ただし、感情だけで急いで動くのではなく、現地が本当に必要としていることを確認し、適切なタイミングで行動する。
今は専門家の方々の活動を妨げないよう見守りながら、それぞれの場所で、できることを行っていきましょう。
All九州で。
Allジャパンで。
力を合わせて、この状況に立ち向かっていきましょう。


被災された皆さまのご無事と、一刻も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
今日も皆さまが心穏やかに、健やかに過ごせますように。
必要な方へ、必要な癒やしが届きますように。
すべての命が守られますように。
トークセン・ビハーラ
折田
