【偶然は必然】脈診✖️トークセンがビハーラのスタイル

脈診との出会いは札幌で

私が脈診に出会ったのは、札幌に研修に行っている時でした。トークセンを櫻井先生に受けた後に「この近くに凄腕の鍼灸師さんがいるから受けてみるといいよ」と言われて受けに行ったのが初めてでした。

佳耀先生は松っちゃんリスペクトなの?

今では札幌に行く度に受けている佳耀先生の鍼ですが、初めての時は緊張しました!鍼を受けるのってあまりないですからね・・お伺いすると「聞いてたよー」と佳耀先生に迎えてもらえたのを覚えています。ご興味のある方は下記のホームページをご覧ください。

佳耀弘漢鍼灸院

https://kayo-koukan.jp

到着するないなや、先生に脈をチェックしていただきました。今では当たり前のその光景も、当時はびっくりするばかりでした。私の脈を見た先生がんん?と言う感じで、2〜3回ほど私の顔を見ました。脈を見る私を見る脈を見る私を見る…松っちゃんリスペクトなのか?と私は勝手に勘違いしてましたが(笑)

後日なぜそのように私を見たのか?と思い聞いてみたところ「脈がなかったんだよー死んでるかと思った」とおっしゃっていました。それほどまでに当時の私は仕事が大変で、体力が低下していました。またストレスからか酒を浴びるように飲んでおり、2時間で日本酒を一升ほど飲むことも度々ありました。

今日はこの他に予定はありますか?と聞かれた。私は「今日はすすきので飲むだけですね」と答えました。分りました!と言われた後に、なんと3時間も鍼を打たれました。えー・・めっちゃ長いじゃないですか・・

ちなみに次の日も2時間半打たれました(笑)なんで連日かって?佳耀先生が次の日も来いと仰ったからです。

先生が鍼を打っていた場所は私の弱点だったのです。今思うとあそこに打ったのか!なんて理解もできますが、当時はひたすら耐えていた気がします(笑)まあ、今思えばヤバいくらいの体調でしたから、ホントにご迷惑をお掛けした次第です。今では通常の1時間の鍼で終了します。長かったわぁ・・

自分を知る為に脈を取ってみる

あまりに長い時間鍼を打たれるので、私は鍼に興味が出てきました。まずは脈診を自分でもしてみたいと思い先生に取り方を聞いてみました。

そうすると、快く教えていただいたので鹿児島に帰った際に自分で脈を取ってみました。

確かにそれぞれの脈によって強弱がありましたし、自分でも気になるところが脈が弱かったです。そこでまずはドラッグストアでお灸を買ってみて、その経絡上の有名なツボにお灸を据えてみました。

そうすると、確かに脈が強くなるのです。実に面白い。そこで脈が強くなったのがいつまで強いのか?と言うように自分の体で実験をしてみたのです。

お灸での効果を確認した後に、今度は自分のトークセンで打ってみました。そうすると確かに脈は変化していくのです。これはとても面白い発見でした。毎日自分の体の脈を取り、弱いところを刺激し、体調を整えていくのです。これを繰り返していくと、自分の脈を強弱いろいろ取れるようになって参りました。

私はこの脈診を日々の施術の中に取り入れていこうと思いました。お客様にお願いして、施術の前に脈を取らせていただきます。そして、施術の後にどこまで変化したかをチェックするのです。

最初は自分の脈は取れても相手の脈は取れませんでした。

「とにかく脈を取れ、それからだ」

そのように先生に言われていた。私はひたすら脈をとっていきました。そのうちに脈を感じるようになり、強弱がわかるようになり、経絡の調整のほうにまで考えが行くようになったのです。

タイの先生方でも、脈を取る方は多いのです。特にモーンブンバーン呼ばれる昔からの町の治療師の方は取られます。私がコムペット先生に学んだ際も脈をとるように指導されました。

脈診もいろいろある

東洋医学系セラピストさんなら使う方もいる脈診。実は私は脈診で自分自身を見つめ直して、調整するようになってから自信がついたというのもあります

脈は寸関尺と3箇所の脈を見ることで体の中の流れを確認することができます。通常よく使われるのは六部定位脈診です。しかしトークセン・ビハーラでは下記の3つを併用します

・六部定位脈診

・人迎脈診

・奇経脈診

この3つを使い、主治経絡と補助経絡を定めます。これは佳耀先生のやり方です。私はそこにタイのセン理論と組み合わせてトークセンやジャプセンでのアプローチをかけて行ってます。

この脈診を施術の中に導入する事で飛躍的にお客さまからの評判も良くなりましたし、私自身とても自信になりました。

生徒さんにも指導はするのですが、皆さん苦戦します。取り続けていけば見えるものもあるのですが、なかなか難しいです。諦めずにやってみて欲しいですね。

見えないモノを見る事は先人達の残した偉大なる遺産

学んだことを形通りに行うだけではない。お客様のそれぞれの体調をチェックし、見えないものを見るように努力することが、とても大切だと感じています。

それは今の現代医学のように高度に発達したものでは無いのかもしれません。しかしながら、レントゲンもない時代の古の先人たちが経験と知識を積み重ね、我々に残してくれた遺産のようなものでもあります。

私はこの先人からの偉大なる遺産を習得することで、皆さんのお役に立てるのだと信じています。

脈診が気になる方は、サロンに来られた際には、私の脈を見てくださいとお気軽に声をかけてくださいね!サロンにてお待ちしています。

トークセンについてはこちらの記事をご覧ください↓

トークセンビハーラ店主:折田紘一郎

タイ古式療法 トークセン・ビハーラ
折田 紘一郎

〒890-0063
鹿児島県鹿児島市鴨池2丁目20-5(ファミリーマート鴨池2丁目店同敷地内)

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