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※足湯の大切さとよもぎ蒸しに欠かせない理由
昨今は全国各地に足湯の施設が存在します。我が鹿児島にも鹿児島空港には足湯が楽しめるようになっていて、観光客の方が足湯を楽しんだりしていますし、桜島でも超ロングの足湯の施設もあります。利用された方も多いのでは?
しかし、ここまで全国的に足湯がフューチャーされた理由はなんでしょうか?また、よもぎ蒸しに欠かせないとされる理由はなんなのでしょうか?本日はそこに注目していきたいと思います。
・なぜ足湯が身体にいいの??
血液中には栄養素や酸素などのほかに、エネルギー代謝によって使われた残りカスである老廃物や疲労物質なども混じっています。代謝によって発生するこれらの疲労物質は酸性であるとされており、基本体は酸性に傾いて行くのです。その為海藻類を食べるのを推奨されるのはアルカリ性食品の力によって酸性に傾く体を中世へと近づけたいからですね。
さて、通常これらの疲労物質は尿などによって排出されてしまいます。しかしながら血液の循環が悪かったり、排泄機能が低下していると血液中に残ってしまい、重力の関係で足にたまりやすくなるのです。夕方に足がパンパンに浮腫んじゃう人はこれです。汗をかきにくい人や運動不足の人はご用心!ですよ。
足にたまった老廃物はやがて血行を阻害し、さまざまな病気の元となってしまいます。長時間飛行機に乗っているとエコノミークラス症候群などにもなります。(これは水分を長時間取らない事により起こりやすくなりますが)ですから、足を温め血液の循環をよくすることによってたまった老廃物などを押し流すことで、心臓の負担を軽減するばかりでなく、病気を予防する効果が期待できるのです。
「足が浮腫むから水を飲まない」なんて言う人がいますが、自らエコノミークラス症候群に近付く愚行とも言えますよね。ちゃんと飲んでくださいね。無理に飲まなくてもいいですが、舌を湿らせるくらいでも良いのです。
・足湯を効果的に活用する為には??
約20分程度を目安にします。くるぶしの5cm上くらいまで。できれば、ふくらはぎを丸々浸けられるとよいでしょう。時間的には額にじわっと汗がにじんで来るくらいまで、時間をかけて温めると特に効果的です。冷えが強い方は汗をかきにくくなっていますので長時間足湯を行わないと汗はにじんできません。でも無理はしないでくださいね。
一気に改善したいからと無理やり長時間入っても逆効果です。毎日の足湯の積み重ねが体質を少しずつ変えていってくれるのです。
急に体は変わらない、しかしながら、地道に習慣にして続けていくと徐々に短時間で汗がにじむようになってきます。そうなってくると体の流れが変化してきた証拠なのです!継続は力なり。めげずに足湯をしていきましょうね。
ちなみに報告によると、40~41度のお湯の温度で20分足湯を行い、20分後に採血して血液の状態を調べたところ・・ガン細胞を殺す作用があると言われている「NK細胞」の活性度が10人中7人が増加していることが確認されたそうです。
足湯には自己免疫力を向上させる効果があるということですね。もちろんお風呂でも同様の効果が見込めます。平日は足湯で、土日はゆっくりとお風呂や温泉で温まって免疫力アップを目指すのもお勧めしています。
・ふくらはぎまで温めたい理由はなに??
足は血液や水分の流れの折り返し点になっています。心臓から最も遠い部位にあるのです。血液が折り返して心臓に戻るためには、ふくらはぎに停滞している血液を押し上げる力が必要です。
メディキュットなどはそれの補助を行っていますが、根本的解決とはならないので、ウォーキングやスクワットなどで筋肉も鍛えましょう。足湯は血液などを心臓に戻す働きを助けてくれて、効果的に体全体の血流をよくする働きをしてくれるのです。
しかも足で温められた血液は全身を駆けめぐり、全身浴と近い効果が得られます。冬場に足が冷たい人は多いですが、実は夏でも冷たい人は多いんです。夏こそ温活が必要なのは、常に冷房にあたって凍えているOLのお姉さま方かも知れません。
足湯の道具を買おうと思ってる方はふくらはぎまで温めるタイプをお勧めしています。トークセン・ビハーラでも、もちろんふくらはぎまでのタイプを採用していますよ。
・よもぎ蒸しの際に足湯との組み合わせが推奨される理由は??
おかま直伝よもぎ蒸しではよもぎ蒸しの際に足湯を組み合わせることが推奨されています。これは、よもぎ蒸し&足湯の組み合わせで腹部の深部体温の上昇が認められた為です。よもぎ蒸しはリフレッシュ目的でもありますがさまざまな目的で利用されます。お腹の冷えを自覚している方は多いはず。そんな方は是非足湯の組み合わせでよもぎ蒸しを楽しんでみてください。身体の芯から温めてぽっかぽかを目指しましょう。
・足裏マッサージと組み合わせると効果的なのはなぜ??
足の裏には体の全身につながるツボや反射区と呼ばれるモノがあるとされています。その反射区をもみほぐしたり刺激したりすると血液の循環がさらによくなり、体全体の機能が向上していくとされています。
老廃物も貯まるとされており、私も施術の際にゴリゴリやジャリジャリとした老廃物を感じることが多々あります。これらの老廃物(疲労物質)は排出されないままにいると身体に悪影響を与えて行くとされています。
足は「第2の心臓」と言われる所以ですよね。このように足裏を刺激したりして、抹消の血行をよくすることは血圧にも関係していて血圧を安定させる効果もあるのです。
トークセン・ビハーラでも足つぼの60分コースではふくらはぎの施術まで入りますので、ふくらはぎにたまっている血液や水分を上に押し上げる働きが高まりより効果的です。
☆よもぎ蒸し・足裏マッサージ・足湯
単体でも効果のあるものは組み合わせればなおよし。トークセン・ビハーラでも基本的に足を温めてから足つぼや、よもぎ蒸しなどの際には足も温めることを推奨しています。
サロンではもちろんのこと、足湯はご家庭でも気軽に楽しめる素晴らしいやり方です。是非生活の中に取り込んで、セルフケアの一環として利用されてみてくださいね。
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