【腱引きを学ぶ理由】腱引きは現代のサムライ・アスリートに役立つから

昨日腱引きの研修に行ってまいりました。腱引きは戦国時代から伝わってきた戦場の活法。戦線離脱した兵士をいかに素早く戦える身体にし、戦場に戻すのか？という戦場にて活躍していた技法です。戦国の時代を駆け抜け、太平の世となった時には失伝の危機にありましたが、筋整流法として小口先生が復活させました。

☆戦国時代のサムライの戦＝現代のアスリートの競技会☆

現代において戦場は日本にはなかなかないですが、高度に発展したスポーツこそが現代の戦場に値すると思うのです。野球やサッカー、バスケ、バレーはもちろんの事こと、スケボーやスキーなどもそう。競技会は戦場に他ならないのです。

現代の高度な技術水準にあるスポーツ界では、怪我は当たり前のように起こります。怪我をするとトレーニングなどから遠ざかり、復帰するまでに時間がかかりますのでなるべく避けたいところ。

しかし競技には怪我がつきものです。ではいかに怪我から早く復帰するか？もポイントになります。

☆腱引きがアスリートに受け入れられる理由☆

昨日学んできた腱引きの内容は「捻挫修復術」です。スポーツをしていたら捻挫をしたことのある方は多いでしょう。私も現役の時には捻挫しまくりました。捻挫の後は足首が硬くなり、パフォーマンスは低下しました。

また、捻挫の後遺症から足首は硬くなり、再び捻挫をしてしまうという悪循環にも陥ります。中学や高校では3年間という限られた時間であり、なるべく多くスポーツしたかったものです。

捻挫を軽く見ていると他の大怪我につながります。アスリートの肉体は強靭ですが、一定値を越えれば破壊されます。筋肉の強さは上がっても、骨や靭帯の強度は上げられないからです。

戦国の世から受け継がれてきた「腱引き」は現代のサムライであるアスリートの肉体パフォーマンスを引き出してくれるのです。

☆ スポーツで足首三箇所剥離骨折の後の腱引き施術を見る事ができた☆

昨日偶然にも師匠の施術を見る事ができたのは、捻挫からの剥離骨折の方への施術。私の同席を快く許可していただきました。ありがとうございます。

医療機関ではギブス固定のみ。ではギブスが取れたら？残るのは痛みだけ。後遺症(？)として捻挫の症状になり、リハビリがある訳でもありません。

ものの15分？足首の痛みで屈伸もできなかったのにできるようになっていました。跳ねるのも問題なし。見てる私も驚くし、受けてる本人も驚くし。道場ではびっくりマークが乱舞していました。

動くようになったからには痛みの出ない範囲で動かすのがいい。動かすことにより部位が硬直するのを防ぎ、血流を正常化し、神経の浮腫を減少させられるからです。

また、温泉(風呂も可)に入り、物理的に部位を温めて血流改善も大切なことです。目の前での15分、あっという間でした。

☆腱引きは戦い続ける貴方がいち早く復帰する為の戦国時代からの贈り物☆

アスリートのみならず、休みたくても休めない人。会社で仕事が休めない、肩こり、頭痛、腰痛や疲労感。膝が痛い、でも家事はなくならない。食事を作る、子供の面倒を見る、買い物、洗濯・・

休めない人全ては戦い続ける「サムライ」なのです。そんな貴方のために腱引きは現代に蘇りました。まだ今暫く腱引き師となるにはお時間をいただくことになりますが、皆様のお役に立つべく誠心誠意学んでいます。

ご縁のある方に腱引きをお届けできますように。

【タイ古式療法】トークセン・ビハーラ

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