【ジャプセン】緊張はバランスをもたらす

体のバランスを保つ為の緊張もある

皆さんおやっとさぁ!トークセン・ビハーラの折田です

【体の緊張】

この言葉だけ聞くと「体が凝りそうだなぁ」とか「痛くなるんじゃ無いの?」とか頭に思い浮かびますよね

ところが、緩める一方の施術or適度な緊張がある施術となると話はまた少し変わるんですよね

屈筋と伸筋はバランスを保っていますが、一方が縮むと一方が伸びてます。前が緩めば後ろは固まるみたいな感じですね

もしも一方のみ緩めるとどうなるか?バランスおかしくなりますよね

タイ古式マッサージとはよく出来たものでして、テキスト通りにやるとほぼ無問題!モーマンタイ!です

だからまずはテキスト通りに叩き込むのですね。だって正しいから

「なかなか効かせられなくて」ですか?それはまだまだキチンと技ができてない証拠です。しっかりとティーチャーから指導を受けてね!

左足からバランスを取る

ほとんどのタイマッサージスクールが、左足からスタートします。

筋膜の連結は基本縦方向の繊維で構成されていますので、左足に及ぼした影響は左上半身のほうに影響が移っていきます

という事はまず左の体の部分から解放していくのが良いと思います

これは人間の肺が右と左に分かれていますが、右の肺は3つに分かれているのに対して、左の肺は2つにしか分かれていないからです

これは心臓が中央よりやや左寄りにあるためです。心臓のスペースを確保するために、肺が少し小さいのですね!

という事は右の肺と左の肺を比べた場合、右の肺の方が酸素をより多く乗せることができると言うふうに考えています

そうであるならば、左足から始めた方が私は良いと思っています。もちろん各学校によって考え方は違いますので、これは私の考え方ですね

なぜならば血液をタクシーだとして、酸素はお客さんなんです。という事は…お客さんの数が多くなるとさばききれなくなりますよね?

なので、まずは左側を解放して血液の循環を良くし、お客様である酸素をよりよく運べるようにした方が良いのです

ドライバーが増えた状態で(お客様)である算数が増えるのは、とても良いことだと思います

よく巡らせる、巡らせると言われますが…巡らせるためにも準備が必要なのですね

次にバランスを整えるは?

左足から開始した場合、次にバランスを取らないといけないのは右足です。もちろん、流派によっては左側だけ集中的に行う場合もあります

例えば風の門などは左側を一気に緩めた後に反対側に移る方法をとります。これは技の構成や考え方などが、いろいろあるためにそうなっています

風ノ門についてはこちらの記事をご覧ください↓

どちらが正しいと言うこともありません。どちらにしても止まることがなく流れるように行わなければ、せっかくの流れが回復しても、無意味となるでしょう

例えば骨盤の周りには足の筋肉が多く付着しています。という事は、骨盤がよりよく動くためには、足の筋肉を解放する必要があるのです

例えば大体四頭筋が非常に貼っている場合、その大体四頭筋が付着する骨盤の部位は動かなくなっていきます

そうなると例えば…ベッドに横になった際に、腰が痛む!などと言うのは、この足の筋肉の影響があるとも考えます

また大腿四頭筋の位置は経絡で言うと、脾経でもあり、胃経でもあります。

これらは、女性の経絡とも呼ばれておりますので、ここの経絡が緊張してしまうと、生理痛や生理不順などが発生しやすくなります

これらの場合、1つを緩めれば終わりと言うわけではなく、対となる存在を緩める必要があります。例えば脾経と胃経は同じと見て良いので…タイ古式マッサージで言うところの内セン1と外セン1。どちらも緩める必要があるのです

多くの場合は内側から緩めて後に外側を緩める構成になっていると思います

また、前が緊張すれば、後ろも緊張していきます。という事は寝て、腰が痛い場合は、ハムストリングの緊張も考えられるのです

ハムストリングが緊張すると言う事は、人体で最も長い経絡と言われる膀胱経に異常きたす可能性が多くなってきます。という事は、これはカラタリのサブラインでもあるので、注意が必要になってきます。

施術の前にお客様から主訴を聞いた場合、なるべくどこのセンがおかしくなっているのか、また、その影響がどこに波及していくかも考えながら見立てをしていくと良いと思います

体全体を巨大な都市と見立てて

「人の体を巨大な都市として見た見立てる」

これは師匠の師匠であるコムベット先生の言葉です。私もこのように考えて想定しています。その方が理路整然と成立を組み立てられるのです

渋滞が発生している場合、多くは国道で渋滞が発生しています。その場合、国道の渋滞が解消しても、交通状況は良くなりません

脇道となる県道などが渋滞解消していないといけないのです。という事は、国道と県道…つまりセンのメジャーラインとマイナーラインも考慮しながら施術しないといけないのです

メジャーラインで解放されたならばそれでよし。もしメジャーラインを攻めても解放されないのであれば、マイナーラインの方まで影響が及んでいっている方なのだと想定しましょう

ここでも、お客様の主訴をよく聞くことが大切になります。たとえ、体の骨格の見立てがわからなくても…解剖学の用語をお伝えできないとしても…このセンのロジックを頭に入れていれば、対処は可能となってきます

だからといって勉強しなくていいと言うわけではありませんが…センの持つ不思議な作用などは、センを勉強しなければ、身に付かないことですし… タイ古式マッサージの魅力としては薄れたものとなるでしょう

最後に

様々な考え方があり、解剖学的見地から見ることも大切ですし、東洋医学的な見地から見るのも大切なことです

我々が、各どの見地から見ているのか?と言う事は皆さんにお任せいたしますが、ぜひセンの見地から見てみるといろんな発見があって楽しいと思いますよ

トークセンについてはこちらの記事をご覧ください↓

Na-a Na-wa Rokha Payati Vina-santi

トークセンビハーラ店主:折田紘一郎

タイ古式療法 トークセン・ビハーラ
折田 紘一郎

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