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台風が鹿児島に近づいて来た!
皆さんおやっとさぁ!鹿児島のトークセン・ビハーラの折田です。
台風23号が再び暴風域を伴って伊豆諸島に接近中とのニュースが報じられています(出典:ウェザーマップ/Yahoo!ニュース記事はこちら)
12日(日)には「明るいうちの安全確保を」と呼びかけられており、今年は例年になく秋の台風が活発ですね。
さて、このような台風の接近時期になると「体がだるい」「頭痛がする」「眠気が取れない」という声を多く耳にします。
実はこの体調変化は気のせいではなく“気圧と身体のバランス”が関係しています。
気圧が下がると、体の中では何が起きているのか
台風は「巨大な低気圧」です。
外の気圧が下がると、私たちの体の中は相対的に“押さえつける力”が減り、わずかに膨張します。
このわずかな変化が、自律神経や血流に大きな影響を与えるのです。
• 血管が拡張して血流が緩やかになる
• 脳内の血管圧が変化し、偏頭痛を誘発
• 内耳の圧バランスが乱れ、めまいや耳鳴りが出やすくなる
• 筋肉や関節の内部圧が上昇し、古傷や神経痛がうずく
つまり、低気圧は「外の圧が下がる=内側が広がる」状態を作り出します。
体の中では目に見えない“圧のアンバランス”が生まれているのです。
季節の変わり目に心身が揺れる理由
秋の台風シーズンは、気圧だけでなく温度や湿度も急変します。
これがまた、自律神経にとっては大きな負担になります。
交感神経(戦うモード)と副交感神経(休むモード)の切り替えがうまくいかず・・
• やる気が出ない
• 胃腸の不調
• 寝ても疲れが抜けない
といった“未病”のサインが現れやすくなります。
特に鹿児島のように湿気が多く、気温変化の激しい地域では、台風シーズンに体調を崩す方が非常に多いのです。
トークセン × 風の門で「内圧の再調整」を
このような時期におすすめなのがトークセンや風の門セッションです。
トークセンは、木槌(コーン)と杭(リム)を使って身体に“律動的な振動”を与え、筋膜や神経の深層までリズムを届ける技法。
これは外からの気圧に対抗するように、体の内側に“リズムの圧”を生み出す施術です。
一方、「風の門」セッションは胸郭を開き、呼吸の通り道を整えることで、自律神経の調整と深い酸素取り込みを助けます。
台風による低気圧で呼吸が浅くなっている方には、
「風の通り道をつくる」ような感覚で、心身を軽くしていくセッションです。
「天気のせいで調子が悪い」は怠けではない
よく「気圧のせいでだるいなんて、気の持ちようだよ」と言われますが、これは誤解です。
天気による不調は科学的にも裏付けられた現象であり、れっきとした身体反応です。
気圧センサーは内耳に存在し、平衡感覚や血圧・心拍の調整と密接に関わっています。
台風の接近によってそのセンサーが乱れれば、当然体調に影響が出るのです。
「気のせい」ではなく、「気圧のせい」。
無理に頑張るより、少し立ち止まって整える方が賢明です。
台風シーズンを快適に過ごすためのセルフケア
1. 耳のマッサージ:気圧センサーのある内耳周辺をやさしくほぐす
2. 呼吸を意識的に深める:1日3回、10秒吸って10秒吐くだけでも自律神経が整う
3. 温める:足湯やハーブテントなどで全身の巡りを促す
4. 香りの力を借りる:レモングラスやユーカリなどの清涼系ハーブは台風時期にぴったり
これらを行うことで、低気圧による体内膨張をやわらげ、血流と気の巡りを保つことができます。
天気に左右されない「しなやかな体」を育てる
私たちは天気を変えることはできません。
けれども“天気に左右されない体”をつくることはできるのです。
そのためには、日常的に「内圧を整えるリズム」を体に覚えさせること。
トークセンや風の門で整えた後に、軽い運動や深呼吸を続けていくと、自律神経の“揺れ幅”がどんどん小さくなっていきます。
まるで風が吹いても倒れない竹のように――
しなやかで折れない身体を育てていきましょう!
最後に
台風23号のような大型低気圧が接近する日は無理をせず、体を守る時間を確保することが一番の予防です。
自然のリズムを理解し、うまく付き合うこと。
それこそが、タイ伝統医学が大切にしてきた智慧でもあります。
今日もブログ読んでくださってコップンカップ!
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