目次 [閉じる]
背中が映し出す不調のサイン
皆さんおやっとさぁ!トークセン・ビハーラの折田です
施術に入る前、私は必ず背中を見て、触れることから始めます。
「そんなに背中に意味があるの?」と思われるかもしれません。
ですが、背中はまさに体の鏡。肩の張りや腰の緊張といった単純な筋肉の状態だけでなく、呼吸の深さ、内臓の疲れ、さらには心のストレスまでが現れているのです。
一見ただの「コリ」に見えるものが、実は心身のサインであることも少なくありません。
背中を観察していると、さまざまな部位に違いが見えてきます。
背中から見えてくるモノ
上背部(胸椎まわり)と呼吸・心
• 肩甲骨の間(肺の領域)
呼吸が浅くなっている方は、この部分に硬さが出やすくなります。背中を緩めると、空気が胸いっぱいに入りやすくなり、呼吸が深まります。
• 肩甲骨の下(心臓や心の領域)
ストレスや不安感が続いていると、自然と張りが出てくる場所。ここを丁寧にほぐすことで、自律神経が整いやすくなり、心の緊張まで解けていきます。
中背部(胃・胆のう・脾の領域)
• みぞおちの高さ(胃の領域)
胃もたれや消化不良があると、背中のこの高さに反応が出やすくなります。背中をゆるめることで、内臓への血流も促され、消化機能がサポートされます。
• 右側(胆のうの領域)
イライラや怒りの感情がたまっているとき、右背中に硬さが出ることがあります。ここを緩めると、気持ちがスッと落ち着きやすくなるのです。
下背部(腸・腎・膀胱の領域)
• 腰の上部(小腸・大腸の領域)
便秘や下痢を繰り返す方は、この辺りにしこりや張りを感じることが多いです。背中からの刺激で腸の蠕動運動を助けていきます。
• 腰の中央(腎の領域)
冷えや慢性疲労、足腰のだるさと深く関係するポイント。腎の力を支えるイメージでトークセンを響かせると、体全体がしっかり支えられる感覚を取り戻せます。
• 仙骨付近(膀胱の領域)
頻尿や下半身の冷えとリンクする場所です。響きを与えると骨盤内の巡りが良くなり、下半身の重だるさも和らぎます。
背中を読む理由
私が施術で背中を見て、そして触るのは、単に筋肉をほぐすためではありません。
背中の硬さや色、温度、左右差などを通して、お客様の体と心の状態を読み解いているのです。
背中は「心身のバロメーター」
トークセンの木槌の響きを加える前に、まず背中に語りかけることで、施術の方向性が自然に決まっていきます。
師匠から受け継いだ脊椎調整トークセン
私が学んだ「ジャットクラドゥーク」という脊椎調整法のトークセンは、師匠である札幌SALAの櫻井一成先生が得意とされる上級技術です。
この技術は簡単に習得できるものではなく、先生からはこう言われたことをよく覚えています。
「1000人はこなしてからでないと、二又トークセンは手にしなくてもいい」
つまり、数多くの施術経験を積み重ね、背中の奥にある声を聞けるようになって初めて、本当の意味で扱える領域があるのだという教えです。
その言葉は今でも私の施術の基盤となっており、背中を診ることへの重みを常に思い出させてくれます。
そしてこの度、許可を得まして 2026年からトークセン=ジャットクラドゥーク(二又リムによる脊椎調整法)の講習 も始まる予定です。
まだ正確な日にちは決まっていないのですが、焦らずにゆっくりとテキスト作成やトークセンの試作などを進めてまいります。
もしこの講習に関心をお持ちの方は、最新情報を公式LINEでお知らせいたしますので、ぜひご登録をおすすめいたします。
背中から整えるトークセンの価値
肩こりや腰痛といった症状にとどまらず、呼吸の深さや内臓の働き、自律神経の安定にまで関わってくるのが背中の調律です。
トークセンはただ叩く道具ではなく、背中を通して全身を“響き”で整える技術。
鹿児島で「背中を読むトークセン」を受けられる場所はまだ限られています。
だからこそ、ここトークセン・ビハーラでしか体験できない価値があるのです。
背中を整えることで、呼吸が深まり、姿勢が自然に整い、心まで落ち着いていく。
「整体に行っても繰り返す不調がある」「疲労感がなかなか抜けない」と感じる方にこそ、トークセンは大きな助けとなります。
一度の施術でも身体の軽さを実感できますが、続けて受けることで“疲れにくい体”へと変化していくのを感じていただけるでしょう。
実際に受けられたお客様からは、
「呼吸がすごく楽になった」
「背中がふわっと軽くなって夜ぐっすり眠れた」
「姿勢が自然に伸びて気持ちまで明るくなった」
といった声をいただいております。
逆に、背中の緊張をそのまま放置してしまうと、姿勢の崩れが進み、呼吸が浅くなり、自律神経の乱れや内臓への負担へとつながります。
気づかないうちに心身に大きな影響を与えてしまうからこそ、背中からのケアは後回しにせず、早めに取り入れることが大切です。
👉 トークセンについて詳しくはこちらをご覧ください → トークセンのご案内
📩ご予約・講習に関する最新情報はすべて公式LINEから承っております
下記より友だち追加のうえ【お名前・希望メニュー・ご希望の日時】をお送りくださいませ。
▶︎ 公式LINEはこちら
今日もブログ読んでくださってコップンカップ!
