トークセンとはトーク(叩く)セン(SEN)・・センを刺激すること
体の中には72000本ものセンがあると言う。いや、それ多過ぎでしょう?とツッコミ待ちではあるのですが・・基本はメインの10個のセン。10センにアプローチします。センとは何か?そして暫くは10センを説明していこうかなと思います。
センを刺激する→道路整備→さぁ、準備は整った。風(ロム)を追い出そう
風(ロム)とは流れのようなもの。例えば背中がパンパンに張っていたらロムが滞ってるね!とか、ロムが溜まってるね!とかの表現になります。特にタイの伝統的やり方の方はこの表現を使います。センを刺激することは道路整備(アスファルトを敷く、白線を引く、標識を立てる、信号をつけるとか)の様なものです。まずは準備段階なのです。
センは紐状のものを指す。ラーメンの麺もセンと表現します
最近は解剖学が進んできて経絡やセンは筋膜と筋膜の間ではないか?筋肉と筋肉の境目ではないか?などと言われ出しました。僕の見解もそれに近いのですが、センを長年研究している北村誠先生曰く「生きてる人間にセンはあるが、死体には存在しなかった」との事。ちなみに解剖実習でチェックしてるのでお間違い無く(誰も誤解しませんよね)お願いします。またセンは各臓器の上を通っているのでセンによる治療的な考え方はどのセンを使えばどの臓器にアプローチできるか?などと考えていきます。(敢えて治療的と書いておりますが、医療行為はいたしません)
私も北村先生の10セン講座は受けましたからセンを指先で触ることができます。実はこれはかなり大きな収穫でした。来年か再来年は再受講してセンの感覚を高めようと思っています。このセンを概念とか理論で片付けるのか?またはセンを触って確認してアプローチできるのか?がとても重要なのです。私はとてもチャンスに恵まれていると思っております。
タイマッサージやトークセンを受ける側のお客様には関係がないかも知れませんが、もしかしたら今このセンをアプローチしているな!とかわかるとまた違った見方ができるかも知れませんね!まぁまず同じ業界内のセラピストでないと興味ないとは思うのですけどね。たま〜にセルフケアに使いたくて覚えてる方がいたりします。
センはヘソから
人間はヘソから発生したとタイでは位置付けられてますので、センもやはりヘソから。各センがどのような意味を持つのか?どの様な状況の時に使うのか?何回かに分けてタイマッサージの根幹、センについて今後はブログを書こうと思います。マニアックすぎる話になるかも知れませんが、マニアなことに自信のある方は是非ついてきてくださいね。
トークセン・ビハーラ
折田
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